前人未到の、さらにその先へ!
BETWEEN THE BURIED AND MEの華麗なる進化がここに!!


US、ノースキャロライナ州出身のプログレッシヴ・メタルコアバンドの6作目。
今作は日本再デビュー作となったEP『THE PARALLAX:HYPERSLEEP DIALOGUES』(2011年)
の続編であり、託されたコンセプト/ストーリーの完結編となる。
これまで作品ごとに着実に演奏力、表現力に磨きをかけ、
キャリアを築き上げてきたが、今作は間違いなく「最高傑作」だ。

彼らの大きな特徴といえば、長尺かつ複雑な楽曲だ。
出自であるメタル/ハードコアをベースに残虐に攻め立てた次の瞬間には、
トミー・ロジャース(vo,key)の透明感あふれる歌声が響き、
かと思えば楽器隊の持つ驚異的テクニックが火花を散らす。
とてつもない情報量をたくみにまとめ上げた、とにかく目まぐるしい作風だ。
通常、こういったタイプの音楽は聴き手を多少なりとも身構えさせるし、
高い集中力を求めるものだが、彼らの場合はそれが皆無。
細部まで練り込まれた構成はもちろんのこと、
ところどころに挿入された遊び心が、こちらの耳を離さないのだ。

突然サックスが暴れ出す“Lay Your Ghosts To Rest”、
MUSEばりのクラシカルなパートを挟み込んだ“Extremophile Elite”、
スラッシーに爆走するなかでホイッスルが響き、グジュグジュしたノイズがうごめく“Telos”など…
手の内はまさに無限大。合間の小曲も箸休めどころか、全体の流れを引き締めるフックとなっている。
聴いていると、いつのまにか予測不能の展開を夢中で追いかけていることに気付くはずだ。

11月には2010年以来となる再来日ツアーも決定!
しかもジャズ/フュージョンを大胆に導入した
インストゥルメンタル・プログレッシヴメタル/Djentの代表格、
ANIMALS AS LEADERSも帯同という顔ぶれだ。
すでにいち時代を築いた彼らのライヴを観て、ぜひとも腰を抜かしていただきたい!!

文・望月裕介 / text by Yusuke Mochizuki

     

 BETWEEN THE BURIED AND ME
 『THE PARALLAX II:FUTURE SEQUENCE』
 10/10発売